ヘッドホン:SENNHEISER HD600 番台:(0) 購入検討:(評論家について思う事)

  • 私自身ブログの内容の通り趣味のAVCネタを多く扱うことが多いです。思春期はオーディオ雑誌に書かれている評論家の記事を参考に機種選定して、バイト代お小遣いを多量投入していました。
  • 評論家の記事をCD全盛の頃までは信じていたのですが、PCオーディオになってUSBケーブルで音が変わると言い出したことで、疑いはじめました。評論家の経歴を調べると、文系の文学部出身が多いことに気づきました。今更なので失笑されそうですが、評論とは文章9割内容1割なんだと悟りました。
  • ここ10年くらいステマステマと騒がれているけれど、私の趣味に関連するオーディオビジュアル業界、カメラ業界は、50年近くステマが蔓延していたんだと思います。だから評論家の方からすると、「ステマ?何を今更?」という感覚なのかもしれない。つまり評論家とはフリーのエバンジェリストなんだと。
  • 暴言かもしれませんが、工学系出身の自身の方が、動作原理等による合理的な判断が出来て、評論家の記事より信憑性が高いということがよく分かりました。
  • 客観的な優劣もあると思いますが、その物差しの一部に「感性」という名の主観が入るので、あてにならないことが多々あると思うのです。
  • 特にヘッドホンはスペックがあてになりません。せいぜいインピーダンスと能率ぐらいでしょうか。
  • ご自身の価値観が重要になってくると思います。
  • 話が一気に具体的になりますが、SENNHEISER HD600 番台の購入を検討しています。つまりマイブームなのです。HD660Sが高価ですし評価も高いようなのです。で試聴してきました。
    • HD580:インピーダンス:300Ω:能率:97dB:まだ聞けていません。中古屋さんで試聴してみようと思います。
    • HD600:インピーダンス:300Ω:能率:97dB:ポータブルでは音量が取りにくいです。他機種と比較して中高域~高域が強調されていて最も好みでした。
    • HD650:インピーダンス:300Ω:能率:103dB:ポータブルでは音量が取りにくいです。HD600とHD660sの中間でした。
    • HD660S:インピーダンス:150Ω:能率:104dB:ポータブルでもなんとか音量が取れました。私が分かっていないのか?...地味、ちょっとこもっていると感じました。
  • 音量が取れて便利なのはHD660Sなのですが、HD600Sって今更発売しないよなぁ~。番外編としてHD599:インピーダンス:50Ω:能率:106dBも試聴してきました。便利で音質も派手で良かったです。
  • HD545、HD565もHD600 番台 直系のようですね。インピーダンス:150Ω:能率:96dBのようなので、ちょっと期待できるかもしれません。
  • でもなんかリファレンスとしてHD660Sを購入してしまうんだろうなぁと思いました。ご自身の価値観...弱かったです。草
  • ヨドバシカメラ新宿本店へ行ったのですが、HD580以外全機種揃っていたのはさすがと思いました。そして近所に住んでいることをありがたく思いました。

キーワード:
ゼンハイザー
SENNHEISER
HD599
HD545
HD565
HD580
HD600
HD650
HD660S

ABAP New open SQL:Code pushdownのツール備忘

ごめんなさい。今回も具体的なソースコードは無しです。
現在、お仕事ではSAP BW系を実装しています。1年間以上SAP S/4関連でベタベタなABAPコーディングをしていたことに加えて、SAP BW/HANAのバージョンは初めて触れるので、SAP BW系でもCode pushdownの環境が充実してきていることを実感しています。っというか、浦島状態でこの3ヶ月位戸惑っていました。

  • 話は変わり、昔々(Win95のころ)、あるところでは(マイクロソフト)、2つの勢力が主導権を争い、南北朝時代に突入しました。(多分)
    • 非定型の情報系(メールを含むグループウェア)のお仕事をしていると、マイクロソフト製品がどれもこれも2種類ある様な感じで、お互いにサービスの互換性がなく、導入時に2択を迫られる感じでした。現在でも南北朝時代の面影が残っています。

(いつもの通り前置き長いですが、、、)

  • そして、令和の現在、あるところでは(SAP)、2つの勢力が主導権を争い、南北朝時代に突入しました。(多分)
      • SAP S4 vs SAP BW, SAP HANA連合軍
      • (ABAP CDS view vs HANA information view)
    • Suite on HANAの時はたしかHAHA liveっていうライブラリー群がありました。以前SAP HANAの検証プロジェクトに参画しているときにいろいろ聞いたのですが、HANA liveはパフォーマンスが思わしくなくて使い物にならないとの判断を下されていました。
    • 私はというとアドオンで動かしたらどうなるかというチームの主要メンバー(と言うより実質1人)で、更に以前参画していた20億件プロジェクトの知見と、SAPトレーニングHA300の設計セオリー通りに実装していたので、一見無理ゲーとも思えるような要件でもパフォーマンス良好とのご判断を頂きました。
    • でっHANA liveを少し覗くとSAPトレーニングHA300の設計セオリー通りにことごとく反していて、これでは駄目だよねって思いました。ただし、HANA liveは急いで作った感があってSAPはブラッシュアップしていくんだろうと思っていましたが、ブラッシュアップしたのはHANA liveでは無くSQL Engineの方でした。つまり(ABAP)CDS viewですね。
    • これと同時にS4の標準実装の主戦場はABAP CDS viewに移っていき現在に至ると思います。
    • 一方でHANA information viewはと言うと、BW on HANAでDSOのHANA intonation viewの自動生成(こちらもHA300のセオリーに反した自動生成でした)や、HANA analysts process(AMDP)なんかを機能追加して、過去プロジェクトで多用して、夜間バッチ処理を3分間程度で終わるようにして、ユーザ様に喜ばれました。
    • 現在、S4はABAP CDS viewで標準が作られていて、アドオンも雰囲気(いろいろ理由は後付けしますが)でABAP CDS viewを採用し、BW4は、Composite providerについてはSQL scriptまたはHANA information viewが自動生成されて、変換(Transfer)についてはHANA analysis processの名残でAMDPのスケルトンが自動生成されて、SQL scriptまたはHANA information viewを実装するようになっています。
  • SAP HANAを語るときに、上級コンサル様が抽象的な内容をフワフワ語る時は、SAP AGが発信元となるCode pushdownやCode to data等をデータベースのゴールデンルールに絡めて語ることが多いと思います。(正直自身は飽き飽きしてます)そして具体的にどう落とし込むの?についてはケムに巻かれて謎のまま。なぜこのようなコンテンツが拡散されてしまったか?私が思うには、S4(アドオン)とBW4およびSAP HANA(Native)に精通した技術者が稀有だからと思います。SAP技術者縦割り(FI,CO,SD,MM,BW...)の法則ですね。私自身は元々MS系を幅広く(Win32API~VB6~VBA~dotNET)を経験してからSAP業界に入ったので、何をやっても二流プレーヤーのままSAP縦割りを横断するようにアサインされて来たので、手前味噌ですが気がつくと一流の二流プレーヤーにもう一歩と言う感じで、SAP HANAと周辺技術について実装も含め網羅的に経験出来ました。
  • では?どんなアーキ、設計、実装がベターなのか?妄想タイム開始です。(国内のSAPベンダでは、政治的な問題で実現は難しいかな)
    • サーバ構成について:SAP AGが語っているように、S4単体で基幹系情報系を盛り込むべきと思います。
      • 過去の国内の提案書はおそらく、ERPとBWの絵が描かれていたと思います。そして過去の提案書を焼き直しして現在も提案しているのだと思います。失敗したとしても提案者のせいにされないものね。そんな手堅さと言うより保険かな?があると安心できます。
      • しかし実装の一メンバーとしては、何を処理するにもデータ連携(コピー)する必要があり、連携する仕組みを実装すると同時に、運用後はデータ間の整合性に悩まされると思います。イニシャルコスト、ランニングコスト共に増大します。またデータ連携すなわち夜間バッチとなるので、リアルタイム経営からどんどん離れて行きます。
      • SAP HANAのパフォーマンスを本気で引き出すと、無理ゲー要件もリアルに取得出来たりすることが殆どです。S4のマスターDBに設定しているSAP HANAにアドオンテーブルで情報系の時系列データを溜め込んでいけば良いのです。S4になってから標準テーブル(ACDOCA,VBAK,VBAP,EKKO,EKPO等)に、タイムスタンプ型の登録、更新日時項目が増えていると思います。これを使用して1時間に1回程度バッチ処理を回せば良いのです。おそらく数分で処理が終わると思います。サービスタイムを気にする必要もありません。なぜなら同一サーバなので、基幹系情報系は一心同体なのですから。
    • S4(ERP)アドオンについて:原則SAP標準のABAP CDS viewを用いて設計するべきと思います。
      • 簡単に書きましたがこれが最もハードルが高いと思います。何故なら現在までSAP標準CDSで書かれた基本設計書を一度も見た事が無いからです。
      • 基本設計者って国内では中堅以上がアサインされると思います。上級コンサルはCode pushdownとか言っているけれど、ERP6.0となんら変わってないじゃんって思っている人がほとんどで、今だに基本設計書の項目定義には、標準テーブル項目(VBAK-VBELNとか)が書かれています。
      • SAP標準CDSで設計すると言うことは、iSalesOrder-OrderNumberと基本設計書の項目定義に書く必要があるのです。中堅メンバーに対してこのような指示を出せる人がいるかどうか?難しいと思います。指示の出し方としては、SAP標準CDSで設計するとワンタイム取引先等のイレギュラー対応を考慮する必要が無くなるから時間が掛かってもこっちでやって、って言い続けるしか無いと思います。
    • BW4(情報系)について:S4インスタンス内のEmbedded BWで実装するのが良いと思います。
      • HANA Information Viewを実装の中心にして、ABAP CDS Viewでラッピングします。HANA Studio-HANA Modelingは、スーパーユーザ向けにEUCを推進するためにデザインされています。そのためABAP CDS Viewを文字ベースで記述するのと比較して、開発効率で雲泥の差となります。また実行パフォーマンスは体感としては平均10倍速く動作します。クライアントや権限制御は、ABAP CDS Viewに組み込みます。今まで通り権限オブジェクトを効かすことが出来ます。
      • BW4になってから、Composite Providerなるものが出てきました。現プロジェクトでいろいろ実装してみましたが、制限が多すぎて、バグが多すぎて、なんとも使いにくい仕組みでした。バグが多いのは仕組み上当たり前の話で、Composite Providerを作成すると、バックでHANA Information Viewを自動生成しているようです。自動生成の仕組みにバグが多数潜んでいるようです。
      • HANA Studio-HANA Modelingは、スーパーユーザ向けにEUCを推進するためにデザインされているので、Composite Providerを習得するコストよりも、HANA Information Viewを習得するコストのほうがずっと少なく済みます。時間依存マスタに関しても、難しいことは無くHANA Information ViewのTemporal Joinを直接叩けば良いだけのことです。(ABAP CDS Viewであっても結合条件にBetween句を書けば良いだけのことですが)そもそも、Composite Providerの仕組みはHANA Information Viewに乗っかっているので、Composite Providerで出来ることは、HANA Information Viewですべて出来ます。

キーワード:
SAP
SAP HANA
SAP S4
SAP S4HANA
SAP BW
SAP BW4
SAP BW4HANA
Embedded BW
CDS View
ABAP CDS View
HANA View
HANA Information View
Composite Provider
Code to data
Code Pushdown
Codepushdown
Pushdown

自転車:スタッガード & アヘッド:街乗り自転車:(8) まとめ

  • 先代のBD-1の故障から、ベース車両のOpera Luxury Artemisiaを勢いで入手して、手を加えて納得いくまで半年近くかかりました。たかが自転車なのに感覚がくるっていますね。しなしながら、街乗り自転車を以下のように考えるのならば、今までで最もしっくりくる自転車になりました。
    • スカートでも乗れる容易性
    • ちょっとお買い物へ行くための荷物が容易に積載可能
    • 発進、停止が苦にならない
    • 中途半端なロードをカモれるポテンシャル
  • 振り返ると、魔改造のオンパレードのように感じます。万が一同じような自転車が欲しいという奇特な人のために、よりイージー方法を考えます。
    • ベース車両はRITEWAY PASTUREにしておけば良かった。
    • リアが135mmOLDなので魔改造せずに済む。
    • 外装8段で、11-32Tが付いているので取り敢えずそのままホイールが使える。

そんなわけでこの自転車はそのまま乗っても充分良いと思います。

  • ドクターSUDA風に(わかる人いるのかな?草)改造プランの妄想タイムがスタートです。
  • エクセルクオーツアルファまで、待てばよかったかな。ホイールサイズ:700cが大きいと思います。でもデザインがシンプルすぎるんだよね。

キーワード:
Opera Luxury Artemisia
オペラ ラグジュアリー アルテミジア
RITEWAY PASTURE
パスチャー
宮田自転車
ミヤタ自転車
MIYATA
エクセルクオーツアルファ
エクセル クオーツ アルファ
Quartz XL alpha

ヘッドホン:MDR-Z900HD:MDR-Z900:MDR-Z600:試聴 比較 レビュー チューニング など

以前MDR-Z900HDについて書きました。daih73.hatenablog.jpその後物欲が湧きまして、MDR-CD900民生用の後続機種のMDR-Z900を入手しました。既にMDR-CD900の系譜を一通り手元にあるのですが、MDR-Z900の系譜も一通り揃えてしまいました。病気ですね。

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そして聴き比べをしつつMDR-Z900に手を加えて、気持ち良く聴いてます。

  • 早速、聴き比べ:3機種ともイヤーパッド(中華製)交換済みです。そのため、条件が一緒という意味では、裸特性を比較試聴しています。
    • MDR-Z900HD:以前聴き比べした時と同様に2k-8kに不自然な山があり、バランスが崩れてしまっています。後述しますが如何ともしがたい感じです。
    • MDR-Z900:前評判通り低音量感がたっぷりです。低域について様々なレビューを見かけますが、はっきり言って「量感たっぷりの緩い低音」といった感じです。ただし、高域(16k以上)がよく伸びていて、奇麗すぎない(つまり原音に忠実な)シンバルサウンドがよく出ています。アモルファスダイヤモンド蒸着振動板が利いているのかもしれません。こちらも後述しますがほんの少し手を加えることで劇的にバランスが良くなりました。
    • MDR-Z600:改めて聞いてみると、バランスが良くて、音楽を聴いていて楽しいです。ただし粗探しすると、以前聴いた時と同様に若干ナローレンジ(普通に聴いている分には全く気になりません)な感じがします。もしかして隠れた名器なのでは?というか正真正銘隠れた名器だと思います。やっぱりSONYは、ドライバ口径40mmが得意なのではと思います。
  • ここからが本題です。(まだ本題に入ってなかったの?草)というのは、他で書かれていないことを題材にするのが当ブログだからです。
  • いつも通りMDR-Z900もグランド分離改造しました。その過程で、可逆性を担保したチューニングをしました。これが驚くほど効果がありました。アモルファスダイヤモンド蒸着振動板の良く伸びた高域はそのままに、同機種の特徴というか欠点の「量感たっぷりの緩い低音」がきれいさっぱり無くなりました。霧が晴れるとはこういうことなのでしょうか?音楽を聴いていてとっても楽しいです。
  • 以下チューニング手順です。
    • チューニングは、6mmの正方形のポストイットを使用します。f:id:dai_h_73:20210529031955j:plain
    • ヘッドホンのイヤーパッドを外して3本の木ねじを外すと、ドライバを後ろ側から覗く形になります。配線の上に細長い穴が開いています。f:id:dai_h_73:20210529025917j:plain
    • 一旦この細長い穴を先述のポストイットで完全に塞いでみました。すると、「量感たっぷりの緩い低音」どころか、存在してほしい低音の量感が極端に無くなりました。外れかけのカナルイヤーイヤホンの音と言ったら良いでしょうか。あまりの音質の変わりように(深夜3時に)一人盛り上がってました。(少しワインも飲んでました)f:id:dai_h_73:20210529025439j:plain
    • 低音の量感が減ることが確認できたので、こんどは穴を2/3(正方形になる程度)塞いでみました。すると、MDR-Z900が、「30年の呪縛」から解き放たれてベストバランスになりました。f:id:dai_h_73:20210529032227j:plain
  • チューニング後のMDR-Z900の音はというと、MDR-Z600と同様に全帯域バランス外出良くなり、更にワイドレンジになったと思います。ここからは私の推測ですが、MDR-Z900は、MDR-CD900民生用と同じアモルファスダイヤモンド蒸着振動板のままドライバ口径が40mm→50mmになったので、マーケティングの都合で低音の量感が必要だったのではと思います。これに加えて、MDR-Z600との差別化も必要だったのではと思います。「30年の呪縛」の原因だと思っています。
  • 当時は、ディジタルソースのCDと、アナログソースが混在していて、ヘッドホンという出力デバイスの微妙な差に対しての金銭的な価値が、今ほど見出されていなかったように思います。そんな中で、上位機種と下位機種が僅差となってしまうと、マーケティング上都合が悪かったのではと思います。更には、音楽作成現場では、ディジタルレコーディング技術が浸透してきて、今まで技術上の制約で盛り込むことが出来なかった低域を記録することが出来るようになったことも影響しているのではと思います。(ディジタルレコーディング技術以前はサブソニックフィルタでカットしていたと思います)
  • チューニングに関して興味深いのは、密閉型に限りと思いますが乱暴な話、低域の量感は、ポートチューニング(スピーカでいうところのバスレフポートチューニング)でどうにでもなると思いました。一方で中高域については、ドライバの素性がほぼそのまま特性として現れるので誤魔化しが効かないと思います。当時のSONY製ヘッドホンイヤホンのラインナップでは、最上位機種はアモルファスダイヤモンド蒸着振動板で、それ以外は一般的なPET素材そのままだったと思います。たとえば、MDR-E282(アモルファスダイヤモンド蒸着振動板)とMDR-E242(PET)では、16K以上の高域で明確な差がありました。

(MDR-E282:MDR-E242:丁度良いリンクが無かったので検索してください。)

  • 一旦話題をスピーカに移しますが、最近とても勉強になるサイトを発見しました。
  • 詳細は同サイトを見たほうが有益なので割愛しますが、民生用の市販スピーカは単体でバランスをとるために、振動板を重く(磁気回路を弱く)したり、バスレフ等のポートチューニングに頼ったりするので、音そのもののクオリティが劣化してしまうといった内容となっています。また、バランスを無視して音のクオリティを追求すると、中高域のバランスをコントロールするのが難しいそうです。ここでいう音のクオリティとは、final社が提唱している「トランスペアレントな音」を指していると思います。
  • MDR-Z900HDは、おそらくですが当時の未熟な技術で「トランスペアレントな音」を目指したんだと思います。そのため、中高域の特性バランスが崩れてしまい、2K-4Kに大きな山が出来てしまったんだと思います。業務用音響設備では、ツイーター、ホーンドライバー、スコーカー、サブウーハーで構成した、スピーカをマルチチャンネルデバイダ(アクティブネットワーク)とバイアンプ駆動で大まかなバランスを整えて、グラフィックイコライザで微調整するようです。つまり、周波数特性バランスは、増幅部(アンプ)で積極的に補正していく考え方のようです。こうすることで、周波数帯域バランスを保ちながら、もともとスピーカユニットの能力である良好なインパルス応答が得られ、「トランスペアレントな音」を実現しているのではと思います。
  • 何が言いたいかというと、増幅部(アンプ)で積極的に補正して、周波数特性をフラットにしたうえで、音質の優劣を評価しようということだと思います。そこには、「低域が物足りない」とか「サ行が刺さる」とかの評価は無くなり、本当の意味での「応答性の良い音」が評価軸になるのではと思います。
  • ヘッドホンの話に戻ると、バイアンプ駆動は現実的に難しいと思います。そうすると、グラフィックイコライザ補正という話になると思います。ヘッドホンの機種ごとの普遍的な補正カーブは、個々の外耳の形状、容積が影響するので、画一的に定めるのは難しいと思いますが、おおざっぱに「この機種はこれ」っていうのは出来るような気がします。って私はまだ試していませんが、実は既に一部実現しているようです。
  • ただねぇ~iPhoneで持ち歩けないですよね。カジュアルに利用出来るっていうことも大事だと思うんですよね。昨今のワイヤレスヘッドホンイヤホンには、メーカー製のアプリが付いてくることが多いと思います。これに補正カーブを標準装備してくれると助かりますよね。もっと言うと、ワイヤレスレシーバで受信した後で、DACがD/A変換の過程で補正カーブ加味してくれれば良いんですよね。

(追記)

  • チューニング後のMDR-Z900を10時間位聴いてます。私が感じるだけかも知れませんが物凄い良いです。MDR-Z1000と比較しても良い勝負に感じます。MDR-Z900が1992年発売でMDR-Z1000が2010年発売なので、18年の差があるので、MDR-Z900のドライバの穴を小さくしていたら、歴史的な名器になってたかもと思います。(大袈裟かな?)ハイレゾって意味無しって改めて思いました。

最近これ聴いています。
ADAMat
公式は有料のようで、誰かさんが弾いた素敵な動画を、
https://www.youtube.com/watch?v=qIk75uszZns

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キユーピーのCMを担当しているそうです。そういえばうちの近くの渋谷に立派なキユーピー本社が建っているなぁ~。

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キーワード:
MDR-Z900HD
MDR-Z900
MDR-Z600
MDR-CD900
MDR-CD900民生用
MDR-CD900st
MDR-E242
MDR-E282
アモルファスダイヤモンド
アモルファスダイヤモンド蒸着
アモルファスダイヤモンド蒸着振動板
ポートチューニング
音場補正
トランスペアレントな音

ヘッドホン:MDR-Z1000:互換イヤーパッド

ここ半年近くAliExpressのお買い物にハマっています。同僚に中国人に話を聞くことができました。

  • AliExpressの存在は知らなかった。
  • 商品の値段は中国の相場感と同じ。
  • 届くのが遅いね。中国の地元でも中国郵便を使う人は殆ど居ない。
  • クレジットカード番号を入力しても多分大丈夫だと思う。

とのことでした。
私はAliExpressの支払いは、念のためPaypal(PayPayじゃ無いよ)経由のクレジットカードで支払っています。

前置きが長かったですが本題の互換イヤーパッドです。

あまりに安価なのですが、さまざまなセラーから類似品が多数売られている中国製品は、製造元が同一なのではとの憶測のもと、物は良いだろうと思い買ってみました。
届くまで一ヶ月位かかりましたが、無事に到着しました。物はというと、パッケージは無きに等しいレヴェル(保守パーツの様な感じ)ですが、期待した通り物は良かったです。付属品等一切つきませんが、おそらくAmazon | Geekria QuickFit イヤーパッド 互換性 パッド SONY MDR-Z1000 ZX1000 ヘッドホンに対応 イヤパッド/イヤークッション/イヤーカップ (プロテインレザー/ブラック) | GEEKRIA | 家電&カメラと物は同じだと思います。

私だけかもしれませんが、MDR-CD900stシリーズって癖になる魅力があると思うのです。どんどん増えてしまい都合8個所有しています。

  • MDR-CD900民生用:無改造:中学生の時に購入
  • MDR-CD900民生用:グランド分離改造済
  • MDR-CD900業務用:グランド分離改造済:サマリウムコバルト
  • MDR-CD900st:グランド分離改造済:ネオジム
  • MDR-7506:グランド分離改造済:サマリウムコバルト
  • MDR-7506:グランド分離改造済:ネオジム
  • MDR-Z1000:無改造
  • MDR-Z1000:グランド分離改造済

AliExpressで、これらのイヤーパッドが安価に入手できるのは助かります。

キーワード:
MDR-CD900
MDR-CD900 民生用
MDR-CD900 業務用
MDR-CD900st
MDR-CD900st サマリウムコバルト
MDR-CD900st ネオジム
MDR-CD900st ネオジウム
MDR-7506
MDR-7506 サマリウムコバルト
MDR-7506 ネオジム
MDR-7506 ネオジウム
MDR-Z1000
中華イヤーパッド
互換イヤーパッド
中華互換イヤーパッド
AliExpress
Geekria

ヘッドホン:MDR-CD900stの低音不足問題(2)

MDR-CD900stの低音不足問題 Part2ということで、前回ブログを書いた時から認識の変化があったので追加で書きます。

  • MDR-CD900stは、音楽業界で多数使われているらしい(私は一般会社員なので知る由も無し)ですが、いろいろ言われているのは大体こんなところなのではないでしょうか?
    • プレーヤーが使用するフィードバックモニター
    • 音声編集(カット&ペースト等)時に、ヒスノイズ、スクラッチノイズを容易にする
    • 低音の量感不足
    • 私は量感不足とは思わないけど...
    • 音場がコンパクト
    • 録音チェック用途
    • マイクロホンのダイヤフラムの音を聞くためのもの
  • ヨドバシカメラ秋葉原店で、MDR-CD900stMDR-7506を聴き比べる機会がありました。MDR-CD900stはまぁそうだよねっていう音がしました。MDR-7506なのですが、イヤーパッドのコンディションが悪すぎて、低音の量感が感じられなかったのです。
  • 以前私が書いたブログで、イヤーパッドによって振動板と鼓膜の距離と容積が変わるので、低音の量感が変化することを書きました。イージーな実験として、ヘッドホンで音楽を聴いている状態で、ヘッドホンを両手で耳に押し付けるようにすると、低音の量感が増えると思います。
  • 偶然の産物なのですが、中華製のMDR-Z1000互換イヤーパッドの出来が良くて、MDR-CD900stに付けて使用すると低音の量感を損なうことなく装着感が改善されることを書きました。その後、MDR-CD900系統のヘッドホンすべてに中華製のMDR-Z1000互換イヤーパッドを装着したところ、音質差が少なくなって極端な話、製品誤差のような感じとなりました。
  • 話はイヤーパッドから離れますが、MDR-CD900stのドライバユニットは、背面の穴が2個空いていてそれ以外はシールで塞がれています。それからご存知の通りミクロングラスが詰まっています。一方、MDR-7506は背面の穴が1個空いていてそれ以外はシールで塞がれています。ミクロングラスは無し。ここからは憶測ですが、両者のドライバーユニットは実は同一のもので、背面の穴のみ異なるっているのではと思いました。というのは、メーカーがローコストに保守パーツの在庫を維持するのに都合が良いと思うのです。背面の穴に関しては、アンブレラカンパニーのホームページで興味深い実験をされています。
  • ヘッドホンもスピーカと同様で、振動板のアコースティックインピーダンスが低い(動きやすい)と、低音の量感が増える傾向にあると思います。両モデルは以下のようにバランスをとっているのではと思います。そして、メーカの意図するところは同一の音質を狙っているように思います。ただし音場に関してはミクロングラスがタイトに効いてくるように思います。
    • MDR-CD900st:穴2個とミクロングラス
    • MDR-7506:穴1個でミクロングラス無し
  • いろいろ書きましたが、MDR-CD900stについて何が言いたいかというと、
    • 正しく装着すると、低音量感不足にはならない。
    • 正しく装着(耳たぶをイヤーパッドに詰め込む)するのは難しい。
    • 正しく装着すると、装着感が著しく悪化する。
    • ミキシングモニターとしても十分使えると思う。
    • チームで使う場合は、装着方法について認識合わせをする必要がある。
  • 個人的にはMDR-CD900シリーズに中華製のMDR-Z1000互換イヤーパッドを装着すると幸せになれました。
  • 余談ですが、学習塾に通っている息子に英才教育の一環として、MDR-CD900st(折りたたみ対応、リケーブル対応、グランド分離、MDR-Z1000互換イヤーパッド)を持たせたところ、行く先々で先生、同級生から「カッコいい」との感想を頂いているようで得意になっていました。世間では完全ワイヤレスイヤホンがもてはやされていますが、ワイヤードの40年前の無骨なデザインをカッコいいと感じる価値観が、思っているよりも多くの人々が持っていることに驚きました。

キーワード:
MDR-CD900
MDR-CD900 民生用
MDR-CD900 業務用
MDR-CD900st
MDR-CD900st サマリウムコバルト
MDR-CD900st ネオジム
MDR-CD900st ネオジウム
MDR-7506
MDR-7506 サマリウムコバルト
MDR-7506 ネオジム
MDR-7506 ネオジウム
MDR-Z1000
中華イヤーパッド
互換イヤーパッド
中華互換イヤーパッド

楽天モバイル:動作報告:iPhone 7 plus

タイトルの通りなのですが、iOS14.4に上げたら、APNプロファイル無しで動作致しました。
Rakuten Linkを使った電話も動作致しました。
My楽天モバイルも動作致しました。

新コロ対策で地下鉄には乗らず、自宅および生活圏が楽天モバイルエリアにスッポリカバーされるので、AU回線切替状況は分かりません。

2021年3月に申し込んだので、1年間支払いが発生しないそうです。

息子用にしている、iPad 5世代も iPadOS 14.4にしたら、動作致しました。

iPhone 6 sというか、iOS/iPadOS 14.4以降に対応したようです。

しばらく使ってみます。